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東方憑依華について予想

新作東方憑依華の開発が発表された。この件について今作までの流れを振り返りながらぐだぐだ予想でもしようと思う。(PS4版は踏み台云々の是非についてはこちらにかいたとおり、あんまよくはないし怒る人がいるのも仕方ないというくらいの態度)

シナリオ上の予測

今作の流れには既に幾つかの伏線が敷かれているので振り返ろう

茨歌仙での菫子の交換の術

茨歌仙での紫と華扇の会話
菫子は茨歌仙の29話において、幻想郷に入るときに「夢魂」と呼ばれる幽霊の一種が身体から遊離するという現象を起こした。夢魂は他人に当たることで他人の夢魂を追い出し、元の夢魂の主の夢を他人に体験させるというシステムになっている。ちょっとわかりづらいが、つまり本来なら菫子が見るはずだった「夢」が夢魂として他人に入り込んで、他人は菫子の夢をみるようになるという話だ。そしてその人が見るはずだった夢も夢魂としてはじきだされて、これまた他人にその人の夢をみせる…という玉突き事故が起こるシステムになっている。

これは茨歌仙35話にて、より強大になっていってることが示唆された。もとは菫子の侵入で夢魂が遊離して他人に入り込んでいたにすぎなかったのが、小石や動物、寝ている動物やはては寝ている人間などがそのまま外の世界かどこかに隠されるようになってしまった。紫はそれを「交換の術」と呼んでいる。

これは寝ている状態のときのみ交換対象になるらしい。それゆえこの話では紫は、交換対象に近い夢の状態をもったダミーをつくることで解決するとしていたし、実際その後は神隠しはおきていないかのように描かれている。

しかしPS4版のうどんげEDによると、明らかに寝ている状態の人間が「入れ替わり対象」になっている。たとえば霊夢は寝ていたにも関わらず、なぜか外をうろうろしていたとうどんげに答えているし、入れ替わった妹紅は瞑想してあの世のことを考えていたと答えている(要するに寝てたということだろう)。つまり明らかに「寝ている状態」が入れ替わりの何らかの条件であり、関係がありそうに思える。

外來韋編の香霖堂

外來韋編の香霖堂第二話において、オカルト騒ぎはオカルトボールが終わってからも終焉していないことが示唆されている。オカルト騒ぎはオカルトボールが消えてからも広まり続けているというのは、深秘録鈴仙シナリオと同じ情報である。このとき、幻想郷のオカルトスポットを見て回るつもりだと答えている菫子に対して、霖之助は「何か恐ろしい策を思いついているのかもしれない」と危惧をもっている。菫子は、オカルトによって影響を受けている幻想郷のことを認知しており、自分がオカルトに影響を受けないようにするには、それを知り尽くすことだと答えている。

菫子は続けて「どうやら第三の勢力でオカルト異変が起きていること、そして近い未来オカルトパワーを使った大きくて破滅的なうねりが来る」と予言しているとある。これはほぼ間違いなく憑依華の伏線だろう。

ところで深読みかもしれないが、鈴奈庵の百物語(6巻43話)にて、百物語の終わりにあわせて魔理沙がつくりものの巨大幽霊を演出で登場させる下りがある。また外來韋編の香霖堂二話でも、オカルト巡りした菫子は作り物ののオカルト役の茶番に付き合わされたような説明がされている。また、茨歌仙でも菫子がUFOを呼びだそうとして、作り物のUFOが現れるというシーンがある。三月精でも地獄がみたいとせがむ三妖精に、クラウンピースが「作り物の地獄」を披露する話がある。

つまり、ここ最近の書籍作品の全てで「作り物のオカルト」が現れるシーンがあったのだ。些細なことだけど、これも割と関係してくるんじゃないかと気になっている。

三月精のヘカーティアの狙い

これは憑依華の伏線なのか不明というか、僕は上海の方の新作の伏線の可能性ももっているんだけど、露骨な伏線を匂わせる描写があったからとりあげておこう。三月精VFSの4話にて、ヘカーティアとクラウンピースが幻想郷に訪れた回想の下りが描かれている。クラウンピースは生命の豊かな場所だと感嘆とした様子。ヘカーティアはそんな彼女に対して、幻想郷にしばらく住み着くようにと指示をだす。そして生活に馴染んだら、時折人前に姿を出せと答えている。それだけでよいと。

「人前に姿を出せ」というのは、つまり認知されろということでもある。オカルトが発現する世界で地獄の妖精がたまに現れるということに、何か狙いがある可能性はある。この下りは月に対する牽制(クラウンピースは月を一時制圧した実績がある)という解釈と、クラウンピースが都市伝説として認知されるの解釈の二つがファンの間でみられるが、鈴仙EDにて「月の民は関係ない」と永琳が断言している以上、もう「月vs純狐組」などの絡みではなく、まだ終焉していない都市伝説騒動との関係のほうが大きいかもしれない。

ただし、上海の方の伏線だとしたら人前に姿を現せといったときの「人」とは、霊夢のことの可能性が高い。クラウンピースは神社に気質があう妖精なので、もとから神社にしかすめないことをヘカーティアはわかっていってる可能性がある。そうだとするならオカルトというよりは、霊夢との関係を作らせることを目的にしている可能性が高いので、次回作で地獄や妖精が関係する上海新作…という可能性がある気がしている。

鈴奈庵

鈴奈庵の紫とおぼしき腕鈴奈庵も都市伝説がらみの話はいくつか登場している。とくに具体的な解決をしていないものに、35話の「この世界が終わるという噂が広まる話」がある。誰が広めたのかわからないが、150年前のこの世界がもうすぐ滅びてしまうというデマを今広めた者がいるというのだ。

マミゾウによれば、これはこの噂を利用して妖怪や宗教化たちが活性化することを狙った者ではないかという推測がある。最終的に手袋が描かれているので紫に見えるような腕が描かれ、いかにも紫が仕組んだかのように描かれているがやや謎も残る。

以上からシナリオの流れで予想できる展開

まず菫子がなんらかのキーパーソンであるのはほぼ間違いないだろう。菫子が本当に原因なのかは不明ながら、交換の術は菫子の侵入に伴うものとされている。「第三の勢力」とされるものが何なのか謎だし、単に月の騒動のことを言っていたのかも不明瞭。

また「夢」が絡んでくることも予想される。戦闘中にすぐ寝られるのかとかは謎だが、夢の世界を通るということもやっているわけだから何らかの方法で自由に行き来するようになったという前提はあるかもしれない。

キャラクター予想

というわけで、以上から追加キャラクターと、組み合わせを予想しよう。(以下、新キャラという言い回しは「追加キャラ」のことではなく、完全新規お目見えキャラという意味で使う)

まず「深秘録メンバー以外が、既存メンバーとタッグを組む」可能性は、僕は極めて低いと思う。ようするに魔理沙+アリスとか、霊夢+紫とかそういうやつだ。もしそうなると、今から最低新キャラ分あわせて最低でも16人分のパートナーのキャラドットが必要になってしまう。非想天則の早苗のような、いわゆるスタンドを呼びだす方式もありうると考える人も多い。しかしダメージを共有するという鈴仙EDからの流れからすると、同じゲージを共有して単独戦闘という流れになるだろう。そうなるとたとえばアリスや紫らが単独で戦うドットを今から全部新規でつくることになる。これは、たぶんむり。

それにそもそも「都市伝説を使っている者同士で入れ替わりがおこる」という話だったので、実はアリスらもみんな使っていましたという話になってくる。もはや「都市伝説を使ってる者同士」という限定のための設定自体が意味をなさなくなりそうだ。

なので「深秘録勢+追加数人」同士でタッグを組むと考える方が自然。また、少なくともストーリーでは決まった組み合わせが前提になるのが自然だろう。でなきゃ16*16通りのシナリオを作ることになっちゃうしね。

鈴仙を加えて深秘録勢は現在15人という奇数だから、既存キャラ同士でタッグ組むとしても最低一人は追加要員が必要。また、ラスボスポジのキャラが現深秘録メンバーというのはちょっと不自然だから(新キャラかは不明ながら)ラスボスは二人組であることが予想される。なので最低3人は追加キャラがいる可能性が高い(深秘録もPC版だけで華扇、妹紅、針妙丸、菫子と四人増えている)。もちろんシナリオでのタッグが流動的な可能性は十分あるが。

追記:外來韋編で20人規模になると海豚氏からコメントがあった。なので5人は増える可能性が高い。

追加キャラ予想

綿月依姫 ★★★★★

最有力だと思われる。「憑依華」のタイトルに依の字が含まれていること、鈴仙の現深秘録メンバーで一番関係あるのが妹紅くらいしかいなくて割と不自然なこと。また「今まで動かしていないキャラクターですよね」という放送での解答からして、Win版未登場のキャラの可能性が高いこと。等々考えると、かなり有力である。

もちろん依姫は「強すぎてゲームに出せない」と以前に答えている以上、やや胡散臭い点もある。しかし紺珠伝で月との戦いをやった以上、なんらかの制限が付け加えられたら不可能ではない。

封獣ぬえ ★★★★

けっこう有力だろう。マミゾウの相手が現深秘録メンバーでは華扇くらいしかいない上、華扇は菫子か霊夢と組む可能性が十分高い。また「都市伝説を使った者」という制限で考えても、鈴奈庵で(実体をもった現象は出していないが)適用可能。

鬼人正邪 ★★★

針妙丸は霊夢と組む可能性があるが、もし霊夢が華扇や他キャラと組む場合には必然的に針妙丸はあぶれてしまう(ただし深秘録のように、霊夢シナリオ二回登場で、二回目と一回目でパートナーが変わってるみたいなシステムもありうるが)。その場合針妙丸の相方を務められるのは正邪しかいないということになってくる。可能性としてはあまり高くはないが、輝針城キャラ自体が針妙丸しか出ていない以上は、もう少し入ってもおかしくはない。それに、針妙丸-正邪の組み合わせは、「最強の二人組という勘違い」というテーマには、正直一番ぴったりな印象ではある。

ヘカーティア、クラウンピース ★★

三月精の構想や、クラウンピースの参加が決定が比良坂先生のツイートから類推すると2015年後半であり、憑依華の構想時期と重なる。三月精でのクラウンピースの動きが「地獄の妖精が存在すること」を認識させることだとしたら、都市伝説に回ろうとしているかのような動きの可能性がある。また紺珠伝の参加枠という意味では、他のキャラの二人組がそれほど多くは無い(清蘭・鈴瑚が地上に残っているという理由でなくはないが)。そう考えると参加の可能性は考えられる。

ただ、最近の三月精を見る限りはオカルトとは無関係な動きをしているようにも見えてきているので、やはり違うかもしれない。ヘカーティアの能力が「キャラの切り替え」というシステムと相性がいいというのもある(三人だから二人組と意味がかわってくるのもあるけど)。ヘカーティアが単独で、ラスボス新キャラの相方で特殊な枠で参加という可能性もあるかもしれない。

ドレミー・スイート ★★

やはり紺珠伝枠だが、騒動に「夢の世界」が関係しているのであれば可能性はあるかもしれない。問題はドレミーには相方がいないことだろうが、もしこのオカルト騒動が夢に関係のある事象だった場合、異変解決は夢の世界の住民との戦いの可能性がある。そう考えると、ラスボス新キャラがドレミーとタッグという可能性は十分ある。

稀神サグメ ★

可能性は低め。なんだかんだ都市伝説騒動の中心人物でもある(紺珠伝魔理沙EDより)。依姫ではなく、サグメが鈴仙の相方という可能性も否定はできない。ただ永琳が月の民は関係ないと言っている以上は可能性は低い。

蓬莱山輝夜 ★

ほぼ厳しいが、ないことはない。菫子が妹紅と組めば一番すんなりするが、もし華扇-菫子タッグだった場合の妹紅の相方枠という感じ。実際鈴仙の深秘録会話には、輝夜が妹紅をお月見に誘いたいと思ってることが語られており、輝夜側は妹紅と仲良くしたがってるような伏線が見える。

純狐 ★

これまた鈴仙とのタッグ枠。普通に考えれば依姫なのであまりありそうにはないが、依姫以外で最有力ということでいうなら純狐かもしれない。紺珠伝のキャラの枠がそれほど多くない上、純狐は現在幻想郷を訪ねていることになっていることから、ありえない話ではない。

タッグ予想

一番すんなりいくのは以下の組み合わせな機気がする

  • 霊夢 - 華扇
  • 魔理沙 ー にとり
  • 鈴仙 ー 依姫★
  • 聖 ー 一輪
  • 神子 ー 布都
  • こいし ー こころ
  • 針妙丸 ー 正邪★
  • マミゾウ ー ぬえ★
  • 菫子 ー 妹紅
  • ドレミー★ ー ラスボス★

これだとちょうど20人。ただし紺珠伝のキャラが少なすぎるという印象もあるのでやや難しいところ。

東方憑依華について予想」への2件のフィードバック

  1. […] さて憑依華での投稿に続き、天空璋の内容の予想である。一つ言っておかないといけないのは、僕は事前から「上海アリスの新作は地獄が舞台であろう」と散々いっていた。蓋を開いて […]

  2. […] 約1年前になる前回の予想の時点では存在しなかった幾つかの情報が増えて、予想の傾向はやはり大きくかわったので証拠として(笑)追加キャラの予想を足しておこう。 […]

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