投稿日:

今一度オカルトボールについてまとめと考察

オカルトボールは未だに「意味がわからない」と評判の設定だ。いまいちど設定について事実をまとめ、考察をかいておこう。

以下は「事実の設定の羅列」と、「推測」を分けて考えている。事実の覧は、情報の元となるシナリオと対戦相手(もしくはED)を描いている(例:魔理沙S-霊夢 の場合、魔理沙シナリオの対霊夢戦からである)。

設定まとめ

オカルトボールの性質

  • オカルトボールは7種類ある(ピラミッド/ストーンヘンジ/バベルの塔/黄泉比良坂/ナスカの地上絵/地獄谷/月の都)
  • 総数については7つ以上ある(華扇S – 魔理沙/一輪S – 神子)
  • 作中でもっとも同時に多くの個数が確認されているのは12個(一輪S – 神子)
  • 七つ集めた状態で外の世界で菫子と対戦するとボールは手元から消え、再び霊夢らに再現している(魔理沙S – ED)
  • オカルトボール所持者からはオカルトのオーラが出てくる。ボール所持者のみに見えるかは不明(華扇S – 布都)
  • 所有権の移動は勝利することによって可能。自分の意志で捨てることはできない。(白蓮S – 神子/マミゾウS – 霊夢/その他多数)
  • マミゾウによると、「外の世界の聖地の石を集めたもの」「いわゆるパワーストーン」である(マミゾウS – 華扇)
  • 華扇によると、ボールは科学的で人工的な物質である。外の世界の物質でできており、外のエネルギーをもつ(魔理沙S – 華扇)
  • 華扇によると、ボールは「結界を破壊するために作られた物」である(華扇S – ED)
  • 華扇によると、全てのボールを集めた者は結界を内側から破壊する新たな鍵となり、結界を破壊しながら外に向かう(魔理沙S – 華扇)
  • 聖によるとボールは「無為の好奇と深秘で出来ている」(白蓮S – 神子)
  • 聖によると「ボールは持ち主を選んでいる」 (白蓮S – ED)
  • 仙界ではボールを七つ集めても何もおきない(布都S -ED/神子S – 白蓮)
  • 月の石によって幻想郷は都市伝説が発現する世界になった (紺珠伝魔理沙ED)
  • 神子によると、七つ以上集まると7つ以外の「残りのボールが分裂」して「再びオカルトに満ちる」(神子S – 白蓮)
  • 神子によると、ボールの「空間転移の力」は「幻想郷にしか及ばない」 (神子S – 白蓮) 
  • 菫子によると、全てのボールを集めて力を解放すれば、幻想郷に自由に行き来出来る鍵になる(菫子S – ED)
  • 霊夢によると、月の都の石も力を解放されると、別の場所とも繋がってしまう(おそらく月) (霊夢2S – 華扇)
  • 菫子によると、「オカルトボールの力を解放」し、「自らが幻想郷との結界を破壊する鍵」となり死ぬことで、幻想郷の結界に穴をあけることができる(霊夢2S – 菫子)
  • 月の都の石は菫子の知らぬ間にすり替わっていたもの(霊夢2S- ED/深おまけ.txt)
  • 実現する都市伝説の蔓延は菫子によるものではなかった(深おまけ.txt)

オカルトボールや菫子についての行動まとめ

  • 最初の登場は霊夢シナリオ1で、魔理沙が香霖堂で見つけたことによる (魔理沙S – 霊夢)
  • 霊夢が集めたボールは、魔理沙シナリオでの再戦前に消えている(魔理沙S – 霊夢)
  • 菫子はボールを「集めると願いが叶う的な噂を広め、幻想郷内を流通させた」(霊夢2S – ED)
  • 奪ったものは消えているが、元からもっている分は菫子の影との邂逅以降も所持している(華扇S – 霊夢)
  • こいしや妹紅は自分が所有していることに気づいていない。無自覚に所有している(魔理沙S – こいし/白蓮S – 妹紅/華扇S – こころ)
  • 菫子は「影」状態で受けた幻想郷での霊夢からの攻撃を、自分が攻撃されたと認識している(魔理沙S – 菫子)
  • 菫子は「少しだけならそっちの世界に入れる」(魔理沙S – 菫子)
  • 菫子はボールを集める者が出てくれば結界に穴があき「自由に行き来が出来る扉が出来るって手筈」になっていると認識している(華扇S – 菫子)
  • 結界に穴をあけることを知っている理由について「ネットで検索すれば何でも出てくる」と答えている(華扇S – 菫子)
  • 霊夢は七つ集めると願いが叶うと思っており、これは菫子初登場前である (霊夢1S – 華扇)
  • 華扇は七つ集めると大異変が起こると思っており、これは菫子初登場前である(霊夢1S – 華扇)
  • 神子によると、「殆どの都市伝説は神社近辺の連中が広めた」ものである。理由は「実現する都市伝説を無力化するための措置」(一輪S – 神子)
  • 神子によると、オカルトボールだけは噂の出所がわからなかったが、外の人間の影によるものだと考えた(一輪S – 神子)
  • 一輪によると、オカルトボールが外の世界のものなのは、使ってる都市伝説が外の世界のものばかりだから想像つくとする(一輪S – 神子)
  • 神子によると、オカルトボールをばらまいてたのは菫子の影であり、人には気づかれていない(菫子S – 神子)
  • 神子によると、ボールをばらまいてるやつがくるまでに(7つではなく)全部のボールを集めておかないとよからぬことがおきる(神子S – 布都)
  • 神子は一度、全てのボールを集めたことになっている(神子S – ED)
  • その後、実は全てではなかったことが判明する(こころS – 神子)
  • 神子によると、神子が全てのオカルトボールを集めたのを取り返すために積極的に噂を流す人物がいたと思われる(神子S – ED)
  • 途中から華扇の作戦(菫子を幻想郷におびき寄せる)ために霊夢魔理沙はボール集めをやめている(マミゾウS – 華扇)
  • マミゾウによると菫子は「境界を保ったまま入り込む方法」で干渉しており、持ち込めるものや持ち出せるものは限定的で、時間も一定期間の場合が多い方法をとっている(マミゾウS- ED)
  • 菫子はその後、マミゾウに騙されて一時的侵入のつもりで実体としてしのびこみ、実は正式に入れられてしまう(菫子S – 華扇)
  • 神子によると、菫子はボールをばらまきに何度も幻想郷にきている(菫子S – 神子)
  • 影の状態では「殆どの輩には見えなかった」(菫子S – 神子)
  • オカルトボールは外の世界に戻された(霊夢2S – ED)
  • 菫子によると、菫子と霊夢の最終決戦以降、「眠っている間だけ」幻想郷にくるようになった (霊夢2S – ED)
  • 菫子は精神だけ幻想郷の住人になったが、肉体ごと幻想郷に来ることはなかった(霊夢2S – ED)

疑問

  • オカルトボールは「物体」なのか?エネルギー体のようなものなのか?
  • オカルトボールはどうやって幻想郷にはいってきたのか?
  • 菫子はどうやって噂を広めたのか?
  • オカルトボールのリセットは具体的にどうやっておこっているのか?
  • 月の石などが混ぜられた時系列はどうなってるのか?

考察

いくつか整合性のない情報について整理しよう。

まずオカルトボールの所有権がリセットされる条件は「外の世界に行く」か「影の菫子と邂逅する」と思われる。神子シナリオによると「定期的にばらまいてる奴」がいるとあるので、あつまったことで全自動で初期リセットされるのではなく、幻想郷にきたあとは菫子が自分で侵入してばらまいている可能性がある。

なので神子が(集めたときは全てと思っていたが)大半集めて隔離して七つ集めるのが不可能になって以降は、時系列的にオカルトボールを使った空間転移は菫子シナリオで自身が使うまでおこっていない。なお、神子が集めたと思ってたのが実はまだ残っていた理由が不明である。単純に探しきれていなかっただけなのか、何か裏条件があるのか謎。いずれにせよ、「分裂して再びオカルトが満ちる」といったことは起こっていない?ようである。

神子が「オカルトボールだけは噂の出所がわからない」あたりのやりとりが実にわかりづらいが、つまり霊夢や華扇たちがオカルトボール関係に限らず噂を流し続けていたと思われる。その理由は神子が説明するように「実現する都市伝説を無力化するため」であり、例えば八尺様や学校の怪談などのオカルトアタックそのものについての都市伝説は、どうもボールそのものから由来していると思われる。一輪が外の世界のものであるとの推測は簡単だという理由は、都市伝説が外のものばかりだといっている以上、ボールそのものから選べるようになっていると思われる。なお、オカルトボール種類そのものと、オカルトボールの都市伝説そのものがセットなのかは不明である。オカルトボールは7種あるとされているが、総数はそれだけではない。ひょっとすると、深登場キャラ数の14個(董子抜きだと13個)分存在する可能性もある。

またオカルトボールには「一時的転移」と「解放したことによる結界への攻撃」は別ものである。霊夢が阻止したのは後者であり、後者がおこると月とも繋がる可能性があったと思われる。前半で頻繁に外の世界に連れ出されたのは、「一時的転移」だと思われる。

オカルトボールは物体なのか、もっと抽象的なものなのか?

これは実に謎だ。

華扇たちは明確に「パワーストーン」であり、作られたものだといっている。マミゾウによると、どうも石を集めたもののような説明になっている。

一方で自分に所有権が移っていることなどに気づいていなかったり、分裂して所有権が気づかない間にリセットしたりなど、物体としての性質とは思えない概念が頻発するので意味がわからない。

オカルトボールはどうやって幻想郷に入ってきたのか?どうやって噂を広めたのか?

神子によれば菫子の影がばらまいていたとされる。しかしこの影というのがよくわからない。可能性は二つあって

  • ・純粋に霊力が強いので菫子自身の力で一時的に入ることが可能だった
  • ・ドッペルゲンガーの都市伝説のおかげで一時的に入ることが可能だった

正直つじつまをあわせるなら前者の「菫子自身の力」だが、しかし設定としてそれっぽいのはドッペルゲンガーの方だろう。だがそうだとするとどうやって
ドッペルゲンガーが発現できるようになったのか謎だし、ドッペルゲンガーのやったことは自分のやったことと認識できるのもよくわからない部分ではある。

一つわかりやすい話があるとしたら、月の都の石が菫子が現れる前から混入されていたという可能性だろう。そうだとしたら都市伝説が発現する世界に最初からなっているので、ドッペルゲンガーが
発動する条件はそろっていたということになる。そこにドッペルゲンガーと本人が交代可能状態になっていたとする説だ。

もう一つの可能性は、最初のオカルトボールは純粋に幻想入りしたという説だ。実際魔理沙は最初に香霖堂で石を拾っている。だとしたら、それが実は月の石で

魔理沙香霖堂でボールを見つける → 魔理沙と霊夢の交戦 → 菫子侵入、ボールと噂をばらまく → 霊夢と華扇が「願い事がかなうらしい」と会話

という流れもなくはない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください